子どもの頃からずっと打ち込んできたスポーツに関わる仕事がしたい。そんな強い決意のもとIBPに参加した加藤さん。アメリカのプロスポーツチームが、どのように地域と関わっているのかが知りたいと考えていた彼は、インターン先に人気球団シアトルマリナーズを選んだ。
加藤さんの所属は、シアトルマリナーズのイベント部門。試合のある日は1日2回、試合がない日は1日3回開催される「日本人向けスタジアムツアー」のガイド役を主に担当していた。
「みなさんが一番興味を持っていたのは、イチロー選手の話題。彼についてできるだけ情報を集めて、たくさん話をするようにしていました。メジャーリーグの試合結果や、日本のプロ野球情報も常にチェック。日本の旅行会社のツアーコンダクターの方から『君のガイドはおもしろかったからまた来るよ』と言われたこともあります。うれしかったですね」。
加藤さんは、ベルビューコミュニティカレッジでの3学期目に「Baseball and Culture in America」という授業を選択。アメリカ人にとって重要なスポーツであるベースボールを理解するうえで、非常に役に立ったそうだ。授業はただ単にアメリカでの野球の歴史を学ぶのではなく、野球がどのように社会情勢と関わっているかを生徒同士でディスカッションする。これによって、アメリカにおける野球が、スポーツを域を超えて文化のひとつとして人々の生活に息づいていることを知ったそうだ。この授業はインターンでのツアーガイド業務に非常に役に立ったと、加藤さんは話す。
「ガイドツアーには台本があるのですが、それだけでは心に残るツアーにはならないと思い、自分で情報を収集する努力をしました。学校で学んだことや、お客様から教えてもらったことなど、シアトル生活のすべてがインターン現場に生きていたと思います」。
「マリナーズでのインターンは、自分が望めばガイドツアー以外の仕事も担当できました。自分の要望や意見を上司に訴えやすい環境が整っています。すべては自分のやる気次第。与えられた仕事で満足してしまえばそれまでだし、先のことを考えて挑戦したいと言えば、自分のプラン次第で実現することが可能でした」。
インターン期間中に加藤さんが特に力を入れていたのは、マーケティングの仕事だったそう。
「日本人のスタジアムツアー客をもっと増やすにはどうしたらいいのかを、自分なりに企画書を作って上司に提出し、手に入れた仕事です。ツアーの空き時間やオフの日を使って旅行代理店をまわったり、日系情報誌に取材を要請するなど、さまざまなプランを実行しました。マリナーズでのインターン経験を通じて、日本のスポーツの発展に寄与していきたいという夢に近づいている実感を得ました」。 |
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| 「子どもの頃から親しんできたスポーツに直結するインターンがしたい」という強い決意のもと、シアトルに留学 |
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球場全体が見渡せる300番台エリア。ガイドツアーでは、ここでシアトルのダウンタウンなどについて解説する
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| IBP同期生7人とシェアハウスで共同生活していた |
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ガイドツアーでは、普段は入ることができない報道陣用のプレスルームも見学できる
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球場のスタッフ用カフェテリアで、リーズナブルな日替わりブッフェが食べられる
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