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キャリアチェンジ派
 ワシントン大学コース
コース詳細


育児をしながら、フリーランスで翻訳やウェブデザインの仕事をしています






留学期間:1999年4月〜2000年3月
参加コース:ワシントン大学(IBP20期生)
インターン先:The Seattle Times(シアトルの新聞)

 1971年生まれ。広島の大学を卒業後、5年間の社会経験を経てIBPのUWコースに参加。IBPプログラム終了後は地元の広島に戻り、日本語教師などを経験。現在は子育てしながら、フリーランスで翻訳家・ウェブデザインなどの仕事をしている。

企業で英語マニュアル製作業務 >> UWコースに参加 >> シアトル・タイムズでインターン >> 帰国して起業



IBPで学んだビジネスライティングが役立っています。

Q:留学前の経歴を教えてください。
A:
地元の大学の英文科を卒業後、5年ほど、海外向けの車の取扱説明書を作成する仕事をしていました。

Q:会社を辞めて、IBP留学を決意したきっかけは?
A:
会社では、英文科を出ているからということで「英語ができて当たり前」というプレッシャーをかけられましたが、当時は、英語でのコミュニケーションには自信がありませんでした。学生時代は、テストでよい点をとるための勉強しかしていなかったからです。でも、マニュアル作成業務で英語を使うことが多く、海外からの研修生なども訪れるオフィスでは、実践的な英語力が求められました。仕事をするうち「英語をきちんと勉強し直したい」と思うようになり、思い切って会社を辞めて、実践的な英語を学ぼうと思いました。

Q:どんなインターンを体験しましたか。
A:
The Seattle Timesという地元新聞社のNIE(新聞を使った教育)セクションでインターンをしました。NIEの資料や新聞記事の校正を中心に、子供たちを対象にした読書イベントの手伝いなどもやりました。ワシントン州の知事夫妻が小学校で本の読み聞かせをするイベントでは、テレビや新聞でしか見ることのない知事を間近で見ることができ、興奮したのを覚えています。


Q:ホームステイはいかがでしたか?
A:
とにかく、最初はコミュニケーションに非常に苦労しました。最初のホストファミリーには、10代と20代の3人姉妹と、20代のお兄ちゃんがいましたが、みんな若者ということもあり、かなりスラングも飛び交っていました。何を言っているのかさっぱり理解できず、非常に心細い思いをしました。それぞれの友達やボーイフレンド、ガールフレンドがよく出入りする家だったので、誰がその家の住人なのか、しばらく分からなかったですね。

Q:留学中はずっとホームステイ?
A:
途中からアメリカ人の女性と2人でアパートをシェアすることにしました。週末に2人でアパートを見てまわったり、家具を運んだり(彼女が家具のほとんどを手配してくれましたが)するのも楽しかったですね。週末には仲間を呼んで、よくホームパーティをやりました。また、クリスマスには彼女の実家に連れて行ってもらい、家族の一員のように接してもらえたことがとっても嬉しかったです。

Q:帰国後は就職されたんですか?
A:
帰国後、東京に出て就職しようかと考えたこともありましたが、私は根っからの広島人ということもあり、地元の広島に残ることに決めました。しばらくは、何をすれぱよいのか分からず、知人が経営する英会話スクールで日本語を教えたり、ICCの広島オフィスの手伝いなどをしていましたが、最終的には、フリーランスの翻訳家になる道を選びました。地元の技術資料作成会社(前に務めていた会社の協力会社)で、半導体関係の翻訳の修行をさせてもらっていたのですが、その後、結婚と出産を経て仕事をする時間が限られるようになり、少しずつ仕事をもらいながら、細々と技術翻訳をやっていました。

Q:そのままフリーの翻訳者に?
A:
もう一歩前に進みたいという気持ちもあり、主人とも相談して、海外の企業が日本に進出するための日本語サイト製作、日本の企業が海外に進出するための英語サイト製作にからめた翻訳の道を開拓することにしたんです。ウェブデザイナーの先生に付いて、ウェブやデザインについて勉強した後、独立しました。現在も、まだ独学で勉強中ではありますが、少しずつウェブ翻訳やローカライゼーションなどの仕事をいただけるようになりました。

【栗栖さんの主な実績】
アメリカの活動を日本で普及させるための言語サポート(サイト翻訳、e-mailの翻訳、インターネットミーティングの通訳等)
日本を海外に紹介する動画サイト「Japan in Motion」の言語サポート

Q:Japan in Motionは、どのような形で参加されているんですか。
A:
広島のテレビ番組製作会社が、海外向けに動画で日本を紹介するウェブサイトを立ち上げるという話があり、友人の紹介で、私と主人(アメリカ人、元ライター)がお手伝いをさせてもらうことになりました。私は主にナレーション、字幕の翻訳、レポーターの外国人の方が会議に出席された際の通訳をしています。主人は最終的な翻訳のチェック、動画の補足説明の執筆を担当しています。

Q:今後、どのようにお仕事を展開したいとお考えですか? 
A:
翻訳にからめたウェブ製作の実績をもっと増やしたいと思います。子育てや家事もあるので、あまりガムシャラには頑張れないですが、自分のペースで仕事をして、少しずつでも成長しているなという実感が得られればと思っています。女性は、結婚や出産・育児などで生活スタイルを変えなくてはなりませんが、フリーランスという仕事のスタイルは、ある程度自分で仕事量をコントロールできるのが良い点。ただし、一度受けた仕事は、何が何でも責任を持って仕上げないといけないので、いくら子供が病気になったり、自分が体調をくずしても、仕事をしなくてはならないのがきついですね。私も入院したことがありますが、病院のベットで仕事をしたこともありました。

Q:栗栖さんにとって、IBPはその後のキャリアにどのように影響していますか?
A:
英語を使う仕事に対して、度胸が付いたように思います。特にメールの作成などは、IBPの授業で学んだビジネスライティングの教科書を引っ張り出して、参考にしたりしています。また、留学を経験したことで日本を大事に思うようになりました。そして、自分がいかに日本のことを知らなすぎるかにも気付きました。

Q:最後に、ICCのサポートについての感想をお聞かせください。
A:
留学前も、しっかりとサポートや説明をしてくださいましたし、留学後もOGOBのつながりが持てるようなメルマガなどがあり、非常に心強く思います。留学中も現地オフィスでいろいろと相談にのってもらい、とても助かりました。




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